「禁煙の効果、2週間経ったらニコチンは抜け、吸いたくもなくなってる、はずなのに」という記事に、孝太郎さんという方が濃厚なコメントを書いてくれていまして、コメント欄に埋めておくのはもったいないので記事にさせていただいています。
その1~禁煙を開始するキッカケ~
その2~禁煙のモチベーションに囲まれまくる~
の続きとなります。
数々の禁煙へのモチベーションとなる出来事を抱えながら、孝太郎さんの禁煙奮闘は続きます。
禁煙も1か月、2か月と過ぎていくと、自然と日常生活の中で、生活習慣としての喫煙とはサヨナラできています。
しかし、日常から離れたある日、禁煙に落とし穴がある場合もあります。非日常の中で「今日くらいいっか!」と軽い気持ちで吸ってしまうと元の木阿弥ですよ。。。
ツーリングという非日常的環境
禁煙開始から2ヶ月が経とうとしていた頃、先日のミーティングで話されていた内容でしょう。孝太郎さんは秋のツーリングへと出かけます。
このときのツーリングのメンバーは10人で、喫煙者5人、非喫煙者5人という構成。
自分は大人数でバイクのツーリングは経験ないのですが、意外と喫煙者の意見が通るようですね。1時間に1回は休憩していたようです。
イメージ的にはバイク優先で、トイレ休憩のついでに一服。といった感じだと思っていたから、これは意外でした。
そして、このときのツーリングで先頭を勤めたのが、ヘビースモーカーのメンバーだったようで、コンビニ、高速PA、食事処、お土産屋さんの駐車場・・・
等々で、プカプカと。。。
このブログでも書いてきましたけど「タバコは百害あって一理なし」なんてことは決してなく、仕事の合間や移動の休憩で、仲間や友達と灰皿を囲むという行為は最高ですよ。
そして当たり前のようにかかる声。
「どうよ一本!」(笑)
さすがに葛藤する孝太郎さん。
正直ここで吸ったら半端なく美味いんだろうな。
でも一本吸ったら負け。
しかもバイク自体が代車(愛車はまだ入院中)だから、タバコでクラクラして転倒でもしたら最悪。
でも紅葉が凄く綺麗な山の中、空気も美味しい。
かなり葛藤の中・・・
孝太郎さんは吸いませんでした!
また一つ試練を乗り越えましたね!
しかし、やっぱりこのときが一番ヤバかったようです。
それはそうだと思います。
一番の趣味の時間で、前日から子供が遠足に行くような気分だったようですし。
なんといっても、非日常的環境というのは、特別な日にしてしまってもオッケーな感じがあります。
自分は書いてきたように、禁煙開始から本当の意味で卒煙を決意するまで、3年近くかかりました。3年間禁煙に失敗してきたということですね・・・
改めて書くと情けないものがありますが、そんな時期に仕事で地方に行ったとき。
100パー吸っていましたからね(笑)
禁煙開始2ヶ月で、この環境を耐えたのは立派だと思います!
人の振り見て我が振り直せ!
そして帰りの高速PAで、ハー○ーの集団の方々(50代位)が、喫煙所ではない場所でタバコ吸っている場面に出くわします。
周りに小さい子どももいるのに平気で煙を撒き散らし。
しゃべる声も大きく大騒ぎ。
同じバイク乗りとして情けなく思ったようですね。
しかしこの感情は、一本お化けに負けなかったからこそですよ。
仮に1本の誘惑に負けていたら・・・
例え自分が喫煙マナーを守っていたとしても、何だか後ろめたくて、こんな気持ちにはなれないはずです。
愛車復帰!
そのツーリングの2週間後、愛車が戻って来た!
と、喜ぶ孝太郎さん。
芸術的に仕上がったようです(笑)
そして、オーバーホールを手掛けてくれた方が、エンジンをバラバラにしてた写真や、フレームだけの状態等、全てを記録してくれ、ファイルにしてまとめてくれていました。
エンジンをバラしたときの写真は真っ黒で、まるで喫煙者の肺のようだったらしいです。
機械は修理すれば直る。
人間にもメンテナンスが必要なので、年明けには、人間ドックに行ってくるとか。
孝太郎さんは一貫して、人間と機械の違いを言われていますが、自分にはない独特な感覚で面白いですね。
バイク愛がもたらすものですかね。
そして、新たに禁煙のモチベーションを手に入れつつ孝太郎さん(48)の禁煙奮闘記ラスト?~最後の禁煙外来、卒煙の決意~へ続きます。
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